共感で後輩育成
KANAMI AKAZAWA
赤澤 かなみ
2018年入職 / 介護員:care worker
ご利用者と共にある
介護を仕事にしたいと思ったのは、お年寄りが好きだったからです。私、自分が生まれる前の経験談等を教えてもらうのが好きなんです。入職してからは、ご利用者にどうすれば喜んでもらえるか、考え・悩んだりする事もありましたが、その度にご利用者の方の笑顔で何度も元気をもらい、何度も助けられました。まさに、気持ちが(自分は)ご利用者と共にある!といった感じでしょうか(照)。
今、入職して3年目になりますが、私が勤めるしおかぜ荘は、他職種とのチームワークが良く、職場の雰囲気はとても良いです。また、職場にはご利用者を心の底から大事にし、それを行動に移せる尊敬できる先輩がいます。まるでオーラがあるようにさえ感じます(笑)
先輩に恵まれた環境
私は高校卒業後、この法人に入職しました。社会経験が浅い事もあってか、勤めて10日で「この仕事無理かも・・・」と思いましたが。その時は、折角採用になったので、とりあえず3年間は頑張ってみようと、気持ちを切替えたのを覚えています。また、先輩のフォローにも助けられました。業務の時間が押して思う様にいかず、もどかしく感じたときは、「人間だから、そういう時もあるよ。」と励ましてもらったり、またある時は「ご利用者が昨日できなかった事が、今日できるようになったら嬉しいでしょ。」と、介護をただこなすだけの仕事と捉えず、心からご利用者の幸せを願うような言葉を頂く事で、仕事のやりがいを見出せるようになっていきました。
先輩方は、それぞれによって良いところが異なります。今、私が意識しているのは、その先輩方からできるだけ良いところを吸収して、「自分らしさ」を大切にしていこうと思っています。
初心は忘れたくない
入職時と今の違いは、心の余裕です。入職時はご利用者のニーズに直ぐ応えなければという思いがあり、ご利用者から声を掛けられると焦って対応していました。仕事を覚えた今では、笑顔でニーズに応えられるようになり、名前を呼んでもらえるだけでも嬉しく感じるようになりました。
今では後輩もでき、先輩職員の立場にもなりました。仕事を教えるにしても、自分が仕事を正確に理解していないと教えられないため、良いプレッシャーにもなっています。また、後輩を指導する上で、初心は絶対に忘れてはいけないと思っています。これまでの3年間の経験を活かし、後輩に寄り添える「共感」を大切にしていきたいです。
◎所属、業務・記事内容は取材時時点の内容となります。