福祉の仕事も興味があるという学生から聞かれる質問をまとめました
Q 福祉の仕事の魅力は何ですか?ココが面白い!というところを教えてください。
「福祉」という言葉の意味は「人の幸せ」と「社会の幸せ」を築くことです。それに向かって、私たちは日々の仕事に取り組んでいます。よく「福祉の仕事は大変?」「キツイんじゃないかな?」という声を聞きます。果たして、本当にそうでしょうか。
福祉の現場では、ひとりひとりの心に寄り添い、その人らしい生活を支えています。辛い時はともに泣き、楽しい時はともに笑う、そのようにご利用者と身近に接することができるとても素敵でやりがいのある仕事です。そして、この世の中に絶対になければならない仕事でもあります。
「幸せを作る」、これ以上の「面白い」ことはないでしょう。私たちと一緒に「人の幸せ」「社会の幸せ」を作りませんか。
Q 福祉の仕事を知るために、施設の見学やボランティアをしたいのですがどうすればいいのですか?
仕事を考える上で、見学やボランティアは実際の職場の様子を知るチャンスです。実際に足を運ぶことをオススメします。私たちの法人内で気になる施設があれば、遠慮なく電話をしてみてください。
ぜひ、福祉の世界を自分の目で見て、耳で聞いて、心で感じてほしいと思います。
Q 福祉の仕事ではどんな活躍の場があるのですか?
福祉の仕事(職場)もいろいろあります。お年寄りを介護する高齢福祉、障がい者を支援する障がい福祉、子供を対象とした児童福祉、地域を対象とする社会福祉などがあります。当法人では、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、デイサービス、ショートステイ、小規模多機能型居宅介護、グループホーム(認知症型)などを運営しています。
就職する前に、その職場がどんな事業をしているのかを知っておくと良いでしょう。また、職場の異動の有無も確認しておくと良いかも知れません。
ホームページをぜひご覧ください。ホームページから、その職場の姿が見えてくると思います。
Q どうしてこの仕事を選んだのですか?実際働いてどんな満足を感じますか?
福祉職に就く先輩の半数以上が「働きがいのある仕事」と答えています。やりがいを感じながら働きたい人が活躍できる職業であると思います。
また、個人的なノルマはなく、チームの一員として業務に取り組みます。自分の成長がそのまま反映されるため、人に役立っている実感も持ちやすいのかも知れません。更に、職場の環境が良いという点も満足度につながっています。
きつい等のイメージがあるかもしれませんが、高齢者や障がい者の生活に寄り添い、介護を通じて感謝されたり、人と人とのつながり、地域の人たちとの関りに大きな喜びを感じたりしながら、誇りをもって福祉の仕事を続けている人がたくさんいます。
福祉の仕事を選んだ理由
働きがいのある
仕事だと思った
資格や技能が
活かせるから
人や社会の役に
立ちたいから
福祉の仕事の満足度
仕事の内容に
やりがいを感じる
職場の人間関係
コミュニケーションが良い
職場の環境が 良い
介護労働安定センター『H29年度介護労働実態調査』より
Q 介護の仕事に必要な資格はありますか?学生のうちに取得した方が良いのでしょうか?
福祉の職場には、社会福祉士や精神保健福祉士、又は看護師や理学(作業)療法士など、専門的な資格が要求されます。これらの資格は、専門的な大学や専門学校を卒業しないと取得が難しいかも知れません。しかし、学生のうちに取得しなければならないということはありません。私たちの職員の中には、就職後に働きながら資格を取得し、現在、様々な職場で大活躍している職員もいます。
当法人では、資格取得のため、経費支援や仕事免除など、バックアップ体制が整えています。また、資格を取得することで「資格手当」が付く場合もあり、給料アップも期待できます。そして、何より資格は自分に一生付いて回りますので、自信に繋がります。
福祉(介護)の分野で就職先を決める際、職場には、どのような資格取得の支援があるのか確認しておくことが必要です。更には、自分のキャリアアップのため、研修体制が整っていることも重要なポイントとなります。福祉(介護)は、人と接する仕事ですので、あなたの成長が直ぐに仕事に繋がります。
介護士の先輩が取得している主な資格
- 介護職員初任者研修
- 介護職員実務者研修
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)など
Q 高校生の採用もあるのでしょうか?
ほとんどの福祉施設・介護事業所で募集しています。学校の先生にも募集要項をお渡ししているので、先生に相談してみてください。
Q どのような人が福祉の仕事に向いていますか?
「人が好きな人」「人の話をよく聴ける人」「やさしい人」が福祉の仕事に向いていると言われます。ただ、向いている、向いていないを決めるのは他人でなく自分です。先ずは、自分にはどんな良さがあって、どんなところが少し苦手なのだろうか。と自分自身を見つめてみてください。
自分を知ることが仕事を探すうえで大事な一歩となります。