柏崎市内の高校を卒業して、特別養護老人ホームで働いている新人介護員の声です。
入職して1年経って思うこと
当法人を選んだ理由は、介護福祉士になることが私の夢だったからです。
そのため、将来に向けて高校3年生までに、たくさんの施設を見学してきました。その中でも、当法人で働きたいと思った理由は、見学の時に担当してもらった職員の方からの「ある言葉」が心に響いたからです。それは、「利用者の喜びは、自分の喜びでもある」という言葉でした。この言葉を聞いて、私も利用者さんと一緒に喜びを分かち合いたいと思うようになりました。また、しおかぜ荘の納涼会にもボランティアとして参加させていただき、利用者さんと楽しく関わる事ができました。それだけではなく、職場の雰囲気、職員の雰囲気もとてもよく思ったので、当法人を選びました。
世間による介護に対するイメージとしては、汚い、きつい、給料が低い・・・など、マイナスなイメージを持っている人も多いのではないかと思います。高校生の妹に聞いても、「ご飯を食べさせる」、「オムツ交換をする」、「着替えを手伝う」、こんなイメージ。正直、何も知らなかった頃、私もそんなイメージでした。ですが、働き始めてからは、一度もそうは思ったことはありません。むしろ、介護に対してとても魅力を感じています。
働いてみると、きついイメージであった事が大切な業務だと感じ、またそれだけでなく、自分が実践した楽しいこと、嬉しいこと、やりがいなどたくさんある仕事だと気付きました。利用者さんの笑顔を見て、逆に元気をもらえたり、楽しそうに取り組んでくれる姿を見ると、とてもやりがいを感じます。
介護は「人」が相手の仕事であり、「人」の人生に関わる仕事とも言えます。毎日同じようで違い、介護には正解があるようでなく、人生の大先輩の方々の余生を、どうその人らしく過ごしていただけるかを考えながら業務に取り組んでいます。利用者さんと話すと、様々なことを日々感じさせられます。
これからの社会、少子高齢化のため介護を必要とする方が増加します。マイナスのイメージだらけの介護ですが、実際にやってみなければ分かりません。自分で、体験や経験してみてほしいと思います。私は、入職して1年が経ち、介護に対するイメージはさらに変わり、業務に取り組めば取り組むほど魅力を感じました。お年寄りが好きな方、話すのが好きな方ぜひ、一緒に働きましょう!