本部育成担当インタビュー

法人で実施する各種職員研修の担当をしています。
その中でも新人職員とは研修や面談を通して1年間関わりながら、それぞれの成長を見守り、見届けることが本部育成担当としての大きな役割であると思っています。

また、働きながら成長しキャリアビジョンが描けるよう、職場環境を整えることにも目を向け、各施設の育成担当職員と連絡調整を行っています。

新人職員は業務を通じて先輩職員から多くのことを学んでいきますが、その過程で悩んだり、つまづくこともたくさんあります。

そんな時こそ本部育成担当の出番です。
新人職員の話を聞きながら時にアドバイスもしますが、基本的には頑張っている自分を認め、そこから解決策や行く道を見つけ出すお手伝いをするといったスタンスで支援しています。

新人職員1人ひとりに『育成計画』が作成され、各施設の育成担当職員と連携しながら育成を進めて行きますが、即戦力を望み育成を急ぎ過ぎている際には、必要に応じてスピード調整を行うなど、少し離れた所からいつもエールを送り続ける応援団でもあります。

悩みや困難なことを1つひとつ乗り越え、それを糧として大きく成長していく姿を見ることが何よりの喜びです。

人材育成の目的は『法人が掲げる経営理念の実現に貢献できる人材を育てること』ですが、人が育つには数々の働き掛けが必要です。
法人の研修では、『経営理念』や『私たちが求める職員像』を採用時に学び、浸透を図っています。

とりわけ新人職員の最初の1年間は職場に適応するための支援や学びの機会がとても重要ですが、成長のストーリーは1人ひとり違いますので、本部育成担当として個人を尊重した支援を行うことを心掛けています。

それぞれの職員が、主体的に向上心を持って自分のキャリア形成ができ、地域の福祉事業の主たる担い手として大きく育って行ってほしいといつも願いながら関わっています。