救護施設 おぐに荘
生活指導係長 山本 浩宣
私は、新潟県の『災害福祉支援チーム(DWAT)』のチーム員として登録しています。
災害福祉支援チームは、福祉専門職としての立場から被災地の支援活動を進めていくものです。被災地支援では、福祉としてのニーズもたくさんあると思いますが、災害発生後から時間的経過によって変化もしていくもので見極めしていくことが大事であると思います。チーム員の中で私は、「先遣活動」や「アセスメント型支援」として、被災情報や福祉ニーズの把握、さらには相談対応といったことが求められることになると思います。
私もかつての震災から家のライフラインが途絶えてしまい、避難所で不安な生活を送った経験があります。さまざまな支援者からの迅速な対応にどれだけ助けられたかわかりません。迅速な対応には事前の準備と心構えが必要です。継続して災害支援の研修に参加して、必要な知識や技術が習得できるよう研鑽しています。