【理事長のつぶやき/万が一に備えた防災訓練が大切です】
2022年10月25日 職員のつぶやき
2004年(平成16年)10月23日、午後5時56分、最大震度7を記録した中越地震が発生しました。この地震により、旧川口町、旧山古志村などを中心に柏崎市を含む中越地域に大きな被害をもたらされたことは記憶に新しいところです。
今年のちょうどこの日、私が住む岡野町で町内会主催の防災訓練が行われました。
無線による通信訓練、役員と消防団員による安否確認、非常時に使う発電機や投光器の確認、柏崎消防署員による心肺蘇生法やAEDの使い方の講習、地域活動サポートセンター柏崎の皆さんの指導による非常食の調理実習など多彩な内容で実施しました。
特に調理実習においては、町内会の女性役員の皆さんから防災用アルファ米を使ったカレーライスを作っていただきました。
アルファ米を食べたことのなかった私なので、出来上がりに「不安」を感じていましたが、食べてみると意外に「いける味」でちょっとびっくりしました。参加者全員が、簡単な調理方法で作ったカレーと合わせておいしくいただき、無事に訓練を終了しました。
災害は起きないことに越したことはありませんが、残念ながら今年も全国各地で台風や梅雨前線、秋雨前線などによる風水害、大きな地震による被害が数多く発生しています。このため、このような防災訓練を繰り返し実施していくことが、万が一の時に迅速で有効な対策の実施に直結すると思います。
当法人でも11月下旬に防災訓練を実施する予定であり、それぞれの施設における防災対策を強化し、利用者の皆さんの安全・安心に繋げてまいります。
※全戸を回り安否を確認
※発電機も一発でエンジンが始動
※AEDの使い方も教わりました
※簡単な調理方法でカレー作り
※おいしい「非常食」ができました