【理事長のつぶやき/柏崎刈羽福祉事業協会に『サクラサク』】

2022年04月12日 職員のつぶやき

 当法人の本部があるかしわ荘の正面広場の桜が満開になりました。また、むつみ荘の桜も見頃を迎えています。
 
 私は、昨年の6月下旬に就任したため、かしわ荘やむつみ荘の満開の桜を見るのは初めてです。手前味噌ですが、どこの桜より綺麗な気がします。(笑)
 
 桜は日本の国花のひとつであり、多くの日本人が大好きな花なのではないでしょうか。植栽されて並木になった桜も綺麗ですが、山にぽつんと咲く山桜もどこか哀愁があって美しいものです。
 
 桜は、長く厳しい冬が終わり、待ちに待った春を表現するかのように温かみのある美しい花を咲かせ、それが春の訪れを益々実感させます。
 
 また、桜の花が咲く前から、長い間、その開花を待ち望み、三分咲き、五分咲き、七分咲きと徐々に花開き、そして満開になったと思ったら、あっという間に散り始めます。この儚さにまた魅力を感じます。
 
 私が高校生の頃、「大学の合格電報」というものがありました。通信技術が発達していない時代の古き良き産物です。その合格電報の最も有名な言葉が『サクラサク』でした。桜はおめでたいことを表現する花でもあるのです。
 
 新型コロナウイルス感染症の影響で重苦しい雰囲気に包まれている今日この頃ですが、桜の花を見ていると明るい気持ちになってきます。
 
 今年はいつまでも咲いていて欲しい、そんな気分です。

 

 

満開となったかしわ荘の桜