【子どもたちの更なる成長を願って/理事長のつぶやき】

2022年03月03日 職員のつぶやき

先日、高柳小学校で、生活科・総合学習の発表会が行われました。

子どもたちの思いがこもった手書きでの丁寧な案内状をいただき、参加しようと思っていたところ、残念ながら、新型コロナウイルス感染症まん延防止のため、保護者の皆さんなど限られた方々のみでの開催となりました。

 

発表会では、1年間の総合学習をアニメーションとしてまとめた動画「とびだせ!高柳」が紹介されたとのことで、私も高柳小学校のホームページで見させていただきました。

 

白倉という山の中の地区から鉱泉を汲み、それを自分たちが割った薪で沸かした五右衛門風呂、「千歯扱き(せんばこき)」での脱穀から始めた杵と臼での餅つき、かまどを使った朝食づくり、ブナ林での「ターザンロープ」など、自然体験学習の様子が映し出されていました。

また、高柳町に移住しているデザイナーさんや地域おこし協力隊員、手作りの雑貨や野菜を販売するお店の紹介など、5・6年生4人の児童が直接取材を行いお話を聞いて感じたことが発表されています。

さらに、子どもたちが自ら行った「雪と高柳の暮らしのアンケート」結果の考察もあり、最後には、門出和紙の小林康生さんから、「感性を大切にしてほしい」とのメッセージが寄せられています。

約10分間のアニメーションの中に子どもたちの素直な心、豊富な感性、高柳町に対する愛情・愛着がしっかりと感じ取れる内容で素晴らしいものでした。

 

このアニメーションの作成には、柏崎アニメスタジオ様からご協力をいただき、子どもたちが書いたイラストを使い、子どもたちと先生方がアフレコを行うなど、手作り感が満載でさらに心を打つものがあり感動しました。

 

コロナ禍で様々な制約がかかる中、子どもたちの学校生活にも大きな支障が生じていることと思いますが、その中でも、子どもたち自らが様々なことを体験し、しっかりと学んでいることがわかり、大変うれしく思い、また、元気をもらいました。地域に根差した教育を行っていただいている先生方にも感謝です。

 

これからも柏崎市の宝である子どもたちの更なる成長を願っています。

 

※ぜひ、高柳小学校のホームページで『とびだせ!高柳』をご覧ください。

https://www.kenet.ed.jp/taka-syo/

 

【子どもたちが一生懸命発表しました】

 

【『とびだせ!高柳』の一場面】