介護ロボットの体験会を開きました
2020年02月07日 職員広場
2月5日(水)なごみ荘の地域交流室にて、腰痛緩和用介護ロボットの体験会を行いました。腰痛は介護職員の職業病と言われています。こうした悩みを少しでも改善したいと思いますが、「ロボット」と聞くとほんとに思った通り動いてくれるのかな? と不安になります。でも、百聞は一見に如かず、まずどんなロボットなのか体験しよう! ということで施設の現場で働く職員を対象に体験会をスタートしました。
【介護ロボット】
着用する前に業者さんに座学会を開いてもらいました。ロボットは、腰に貼った電極シールから人の生体電位信号を読み取るそうです。読み取ることで人が何をしたいかをロボットが理解し、抱え上げたり、中腰になったりといった行いたい動きをロボットがサポートしてくれるとのことでした。フムフム…
【座学風景】
実際に試着を行いました。まずは腰に電極シールを付けてもらいました。思ったよりシール装着もロボット装着も簡単。歩いてみたり屈んでみたり、付けて動作が不自由でないか試してみました。ロボットの重さは3kgほど。ランドセルと同じ程度とのことでした。動作は慣れかもしれませんね。
【装着中】
装着後ロボットを起動してみました。背中でロボットがウィ~ンと動いているのが分かります。背中をぐいっと力持ちに持ち上げられているような感覚を感じました。付けた状態で、職員同士が介助をしあいました。装着している職員が介助される人を抱え、装着している職員の腰をロボットが持ち上げてくれます。自分で力を入れなくていい分負担が軽減される気がしました。
【ロボット体験風景】
ロボットはスタイリッシュで付けている職員の姿は格好がよかったです。体験した職員たちも皆興味津々で、たくさんの質問が出ていました。未来の介護の姿を目の当たりにしたような気がしてワクワクしました。こうした未来はそんなに遠いことではないのかもしれませんね。