【理事長のつぶやき/熊、注意!】

2024年11月18日 職員のつぶやき

最近、柏崎市内での熊の目撃情報が後を絶ちませんが、私が住んでいる高柳町でも何件かの情報があり、「気を付けなくては」と近所の皆さんと話をしていたところ、なんと先日、私の自宅前の県道を親子と見られる熊3頭が横断していたとの通報がありました。

隣の家の花壇には熊のものと思われる足跡も発見。少し離れた畑にも同様の足跡があり、また、その近くの柿の木には熊が登ったと見られる爪の跡も見つかり、その下には実を食べた痕跡も残っており、さらに、木の中段には、枝を上手に重ねて鳥の巣のような形にした「熊床」もありました。

その柿の木にはまだ多くの実がついていたため、近所の有志の皆さんで枝を伐採するとともに、市役所から用意していただいた注意看板を設置したところです。

そんな対応をしていた矢先の本日(18日)の午前8時半頃には、同じ地区の別の柿の木に熊が登って柿を食べている姿が目撃され、警察や猟友会が出動するという騒ぎになりました。

 

熊が山から下りてくるのは、好物のドングリや木の実が少なくなっていることや、農林業で利用していたエリアが荒れて草木が茂るようになり、熊が生息できる環境が拡大傾向になっているなどと言われています。この時期は冬眠前で栄養をたくさん蓄える必要があるので、餌を求めて行動範囲が広くなっているようです。

熊には何の罪もありませんが、他の市町村では熊に襲われ大けがをするという事件も発生していることから、危険な動物には変わりはありません。人身被害が出ないことを祈っています。

※花壇で見つけた熊の足跡

※熊が登って実を食べた柿の木の枝の伐採作業

※設置した「熊注意看板」

※柿の木に登っている熊(18日撮影)